福井県小浜市にある加福漆器店の工房では、100年以上にわたり、若狭塗り一筋で漆器づくりを続けてきました。
現在は四代目が工房を受け継ぎ日々制作に向き合っています。

この工房では、すべての工程を一人の職人が一貫して手がけるため、作品には作り手の感覚や個性がそのまま宿ります。
静かな作業場で、素材と向き合い、手を動かしながら、時間をかけて仕上げていく——
代々受け継がれた若狭塗り本来のものづくりの姿を、今も大切に守っています。

また、加福漆器店では伝統にとどまらず、お箸だけでなく、ボールペンや名刺入れ、マウス、ピンバッジなど、現代の暮らしに寄り添う道具にも若狭塗りを施しています。
「日常で使ってこそ、漆器の良さが伝わる」
その想いから、他では断られるような挑戦的な仕事にも積極的に取り組んできました。

この工房は、単に作品を生み出す場所ではなく、
若狭塗りの可能性を広げ、次の時代へつなぐための拠点でもあります。
静かな空間で、手仕事の温度や、研ぎ出しの美しさを、ぜひご覧ください。

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